ロブロックス(Roblox)スタジオのアニメーションの作り方|手を振る動きを作ってゲームで動かすまで画像で解説

制作手順難易度: 上級所要時間: 約40分(目安)情報確認日: 2026年10月17日

「自分で作った動きで、キャラクターを動かしたい」「アニメーションを作ったのに、ゲームの中で動かない」

ロブロックス(Roblox)スタジオでアニメーションを作る方法を、実際の画像付きで誰でも簡単に分かるように解説します。この記事では、人形が手を上げて下ろす「手を振る」動きを作り、ゲームの中でくり返し動かします。

アニメーションは、作るだけではゲームで使えません。Robloxの公式の説明によると、作った動きは「Robloxに公開」してから、そのID(番号)をゲームの中で使います。そのため、最初に作品を「Robloxに保存」するところから始めます。

上級ステップ4/40 前の記事:ロブロックス(Roblox)のショップの作り方 全体の順番を見る

使うもの:Roblox Studioが起動するパソコン、マウス、キーボード。人形(リグ)の出し方はNPCの作り方で使ったものと同じです。

今回の完成状態:下の画像のように、テストを始めると人形が手を上げ下げし続ければ成功です(赤い枠)。

アニメーションがゲームで動くまでの流れ

順番すること場所
1作品をRobloxに保存するファイルメニュー
2動かす人形(リグ)を置くホームタブの「キャラクター」
3動きを作るアバタータブの「クリップ編集」
4動きをRobloxに公開して、IDをもらうアニメーション編集の「…」
5IDを入れたAnimationを、スクリプトで再生するエクスプローラ

1. 作品をRobloxに保存する

新しいBaseplateを開き、画面左上の「ファイル」を押して、「Robloxに保存」を押します(赤い枠)。

保存の画面が開きます。「名前」の欄(画像の1)に作品の名前を入れて、「作成」(画像の2)を押します。

ここでは「Asobishift Animation Practice」と入れました(赤い枠)。名前はあとから変えられます。

保存が終わると、上のタブの名前が作品の名前に変わります(赤い枠)。保存しただけでは、ほかの人は遊べません。公開のしかたはゲームを公開する方法で解説しています。

2. 動かす人形を置く

ホームタブの「キャラクター」を押します(画像の1)。「リグを生成」の窓が出たら、リグタイプ「R15」、体型「男子型」のまま、「ブロック型アバター(2012年)」を押します(画像の2)。

エクスプローラのWorkspaceに「Rig」が入り(画像の1)、3D画面に灰色の人形が出ます(画像の2)。

エクスプローラでRigを選んだままF2キーを押し、名前を「Dancer」に変えます(赤い枠)。

エクスプローラでDancerの左の三角を押して中を開き、いちばん下の「HumanoidRootPart」を選びます。プロパティの検索欄に「Anchored」と入力し、チェックを入れて固定します(赤い枠)。固定しておくと、テスト中に人形が倒れたり歩いたりせず、その場で動きだけを見られます。

3. アニメーション編集を開く

上の「アバター」タブ(画像の1)を押し、「クリップ編集」(画像の2)を押します。画面の下に「アニメーション編集」の欄が開きます。

3D画面の人形を押して選びます(赤い枠)。人形の足もとに格子が出て、アニメーション編集の左上に「Dancer」と出ます。初めて開いたときに「顔アニメーション編集」などの説明の窓が出たら、「了解!」を押して閉じます。

4. 腕を上げて下ろす動きを作る

アニメーション編集の「Dancer」の右の「+」を押し(画像の1)、出てきた一覧の「LeftUpperArm」(左の上腕)を押します(画像の2)。

「LeftUpperArm」の行が入ります。左の三角を押して開くと、「Position」(位置)と「Rotation」(回転)の数字の欄が出ます(赤い枠)。

アニメーション編集の上の時間の欄(「0 / 1」の左の数字)に「0.5」と入れてEnterキーを押します(画像の1)。Rotationの「Z」の欄に「-150」と入れてEnterキーを押します(画像の2)。人形の左腕が上がります(画像の3)。

Rotationなどの項目の右にある時間の線(アニメーション)には、0と0.5の位置に小さなひし形(キーフレーム)が付きます。キーフレームは「この時間にこの形」という目印で、あいだの動きはStudioが自動でつなぎます。

続けて、時間の欄に「1」と入れてEnterキーを押し、RotationのZに「0」と入れてEnterキーを押します。1の位置にもひし形が付き、腕が下りた形に戻ります。

時間RotationのZ腕
00下りている
0.5-150上がっている
10下りている

Zを「150」にすると、腕が頭の前を横切って反対側へ回ります。外側へ上げるときはマイナスの数にします。

5. くり返し動くようにする

アニメーション編集の上の、矢印がまるくなったボタン(赤い枠)を押して、青くします。これでループ(くり返し)になります。

6. 動きを保存して、Robloxに公開する

アニメーション編集の左上の名前の右にある「…」を押し、「保存」(画像の1)を押します。保存した動きは、エクスプローラのServerStorageの「RBX_ANIMSAVES」の中に入ります。

もう一度「…」を押し、「Robloxに公開」(画像の2)を押します。

「Asset Configuration」の窓が開きます。「題名」の欄に動きの名前を入れて(画像の1)、「保存」を押します(画像の2)。ここでは「手を振る」にしました。

「送信できました!」と出て、「ID」の数字が出ます(赤い枠)。この数字が、ゲームの中でこの動きを呼び出す番号です。右のコピーのボタンを押すと、数字をコピーできます。メモ帳などに控えてから、「閉じる」を押します。

公開した動きは、自分のアカウントのアセットになります。窓に出ているとおり、ツールボックスかウェブ上で見つけられます。

アニメーション編集の右上の「×」を押して閉じます。

7. 動きのIDを人形に入れる

エクスプローラの「Dancer」の左の三角を押して閉じ、「Dancer」にマウスを乗せて、右に出る「+」を押します(赤い枠)。

一覧の検索欄に「Animation」と入れ、一覧の「Animation」を押します(赤い枠)。

エクスプローラで選んだままF2キーを押し、名前を「WaveAnim」に変えます(赤い枠)。

プロパティの検索欄に「AnimationId」と入力し、AnimationIdの欄に「rbxassetid://」に続けて、控えたIDの数字を入れます(赤い枠)。

8. 動きを再生するスクリプトを入れる

エクスプローラの「Dancer」にマウスを乗せて、右に出る「+」を押します(赤い枠)。

一覧の検索欄に「Script」と入れ、一覧の「Script」を押します(赤い枠)。

Scriptが入り、中身の画面が開きます。エクスプローラで「Script」を押して選び、F2キーを押して名前を「WavePlayer」に変えます(赤い枠)。

プロパティの検索欄に「RunContext」と入れて、「▼動作」の欄にあるRunContextの一覧から「Server」を選びます(赤い枠)。

開いているWavePlayerの画面で、中身を全部消して、次のコードを貼り付けます。

local dancer = script.Parent
local humanoid = dancer:WaitForChild("Humanoid")
local animator = humanoid:WaitForChild("Animator")
local waveAnim = dancer:WaitForChild("WaveAnim")

-- アニメーションを読み込んで、くり返し再生する
local track = animator:LoadAnimation(waveAnim)
track.Looped = true
track:Play()

貼り付けたら、エクスプローラのDancerの中に「WavePlayer」があるかを確かめます(赤い枠)。

コードの部分していること
humanoid:WaitForChild("Animator")人形の中の、動きを再生する部品(Animator)を探す
animator:LoadAnimation(waveAnim)WaveAnimに入れたIDの動きを読み込む
track.Looped = true最後まで動いたら、また最初から動かす
track:Play()動きを始める

9. テストで動きを確かめる

上の作品のタブを押して3D画面に戻り、F5キーでテストを始めます。人形が左腕を上げて、また下ろす動きをくり返します(赤い枠)。

画像は、人形が見えるようにカメラを固定して写しています。右上の名前の欄はモザイクにしています。

試したこと結果
F5でテストを始める人形が左腕を上げ下げし続けた

数字を変えて調整する

変えたいこと変える場所例
腕を上げる高さ0.5のキーフレームのRotationのZ数を0に近づけるほど、上げる高さが低くなる
速さキーフレームの位置と、全体の長さ0.5と1のキーフレームを0.25と0.5に動かし、全体の長さを0.5にすると2倍の速さ(やり方は表の下)
1回だけ動かすWavePlayerの track.Looped = true の行track.Looped = false に書きかえる。この行が true のままだと、アニメーションのループのボタンをオフにしても、くり返して動く

速さを変えるときは、先にキーフレームを動かします。全体の長さ(アニメーション編集の上の「0 / 1」の右の数字)を先に「0.5」にしようとしても、1の位置にキーフレームが残っているので、「1」に戻ってしまいます。

  1. Rotationなどの項目の右にある時間の線で、0.5の位置のひし形をマウスで押したまま、0.25の位置までドラッグします
  2. 1の位置のひし形を、同じように0.5の位置までドラッグします
  3. 時間の線の何もない所を押して、ひし形を選んでいない状態にします。そのあと「0 / 1」の右の数字を押して「0.5」と入れ、Tabキーを押します

動きを直したら、もう一度「保存」と「Robloxに公開」をします。新しく公開するとIDが変わるので、WaveAnimのAnimationIdも新しいIDに入れかえます。

動きが再生されないときの確かめ方

症状見るところ直し方
人形がまったく動かないAnimationId「rbxassetid://」のあとに、公開したときのIDの数字が入っているか
出力に「Infinite yield possible」と出る名前Dancerの中に「WaveAnim」と「Humanoid」があるか。この表示の読み方はInfinite yield possibleの直し方で解説しています
テストを始めると人形が倒れるHumanoidRootPartAnchoredにチェックが入っているか
アニメーション編集に人形が出ない選び方3D画面で人形を押して選んだか

AIに相談するときの伝え方

Roblox Studioでアニメーションを作っています。
アニメーション編集で作った動きをRobloxに公開し、リグ「Dancer」の中のAnimation「WaveAnim」のAnimationIdに入れました。
Dancerの中のScript(RunContext Server)で、Humanoid.Animator:LoadAnimationで読み込み、Looped=trueでPlayしています。
プレイヤーが近づいたときだけ手を振るようにしたいです。

よくある質問

作品をRobloxに保存しないと、アニメーションは作れない?

アニメーション編集で動きを作って「保存」するところまでは、作品の中だけでできます。Robloxの公式の説明によると、ゲームで使うときは「Robloxに公開」した動きを使います。この記事では、作った動きをゲームで確かめられるように、最初に作品を保存しました。

プレイヤーの走り方やジャンプも変えられる?

Robloxの公式の説明によると、走る・跳ぶなどの決まった動きを置きかえることもできます。この記事では、人形(NPC)の動きだけを確かめました。

次のステップ(上級 5/40)

次は、触るとはじける粒と、ゴールへの光の線を作ります。

→ ロブロックス(Roblox)のエフェクトの作り方

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