ロブロックス(Roblox)スタジオで移動速度を変える方法|歩く速さ・ジャンプの高さ・シフトロックの設定を画像で解説

制作手順難易度: 入門所要時間: 約30分(目安)情報確認日: 2026年10月23日

「オビーのキャラをもっと速く走らせたい」「高い段に届くようにジャンプを高くしたい」「シフトロックを使えなくしたい」

ロブロックス(Roblox)スタジオで移動速度とジャンプの高さを変える方法を、実際の画像付きで誰でも簡単に分かるように解説します。どちらもスクリプトを書かずに、プロパティの数字を1つ変えるだけでできます。

入門ステップ8/24 前の記事:ロブロックス(Roblox)でオビーを作る方法 全体の順番を見る

使うもの:Roblox Studioが起動するパソコン、マウス、キーボード。パーツの置き方とプロパティの見方はRoblox Studioの使い方で解説しています。

先に答え:エクスプローラの「StarterPlayer」を選び、プロパティで次の3つを変えます。

やりたいこと変えるプロパティ最初の値
歩く速さを変えるCharacterWalkSpeed16
ジャンプの高さを変えるCharacterJumpHeight7.2
シフトロックを使えなくするEnableMouseLockOptionチェックあり

数字と動きの早見表(実測)

以下は、アソビシフト編集部が白い道と高さの違う段を並べ、アバターで走って跳んで確かめた結果です。

CharacterWalkSpeed30スタッド走るのにかかった時間
83.77秒
16(最初の値)1.87秒
241.25秒
320.93秒
500.60秒

WalkSpeedの数字は、ほぼ「1秒に進むスタッドの数」です。16なら1秒に約16スタッド進みます。

CharacterJumpHeight乗れた段の高さ
34まで
7.2(最初の値)8まで
1212まで(並べた段は全部)

オビーの足場の高さを決めるときは、最初の値のままなら高さ8までの段に跳び乗れると覚えておくと、届かない段を作らずにすみます。

1. 走る道と段を並べる

新しいBaseplateを開きます。エクスプローラの「Workspace」にマウスを乗せて、右に出る「+」を押し、一覧から「Part」を入れます。

入れたPartをエクスプローラで選んだままF2キーを押して、名前を「RunLane」に変えます。続けてRunLaneのプロパティを次のように変えます。

プロパティ値
Size8, 1, 50
Position0, 0.5, -35
Color248, 248, 248(白)
Anchoredチェックを入れる

プロパティを変えた「RunLane」を選んだ状態でCtrl + Dキーを押すと、同じ場所に複製できます。次のように6つ複製し、それぞれ名前を変えてSize・Position・Colorを変えます。AnchoredはRunLaneと同じままで大丈夫です。

名前SizePositionColor
Step46, 4, 614, 2, -10190, 190, 195(灰色)
Step66, 6, 622, 3, -10150, 170, 200(灰色がかった青)
Step86, 8, 630, 4, -10110, 150, 210(うすい青)
Step106, 10, 638, 5, -1070, 125, 220(青)
Step126, 12, 646, 6, -1035, 95, 225(こい青)
SpeedPad8, 1, 8-14, 0.5, -100, 255, 120(明るい緑)

Colorは、プロパティの検索欄に「Color」と入力し、Colorの右の数字の欄を押して「248, 248, 248」のように3つの数字を入れ、Enterキーを押すと変えられます。左から赤・緑・青の強さで、色は段と道の見分けをつけるための目印です。同じ数字にしなくても、この記事の仕組みは同じように動きます。

最後に、SpeedPadを光る素材にします。エクスプローラで「SpeedPad」を選んだ状態で(画像の1)、プロパティの検索欄に「Material」と入力します。Materialは最初「Plastic」になっています(画像の2)。Materialの欄の右はしの「▼」を押すと、素材の一覧が開きます。一覧の「Neon」を押します(画像の3)。

Materialが「Neon」に変わり(画像の1)、緑の床が明るく光って見えます(画像の2)。乗ると速くなる床だと分かりやすくなります。

段の名前の数字は、その段の高さです。下の画像のように並べば準備は完了です。

2. 歩く速さを変える(CharacterWalkSpeed)

エクスプローラで「StarterPlayer」を押して選びます(画像の上の赤い枠)。StarterPlayerを選んだ状態で、プロパティの検索欄に「CharacterWalkSpeed」と入力します。「▼キャラクター」の欄にあるCharacterWalkSpeedは、最初から16になっています(画像の下の赤い枠)。

数字の欄を押して「32」と入れ、Enterキーを押します(赤い枠)。

3D画面の上の作品のタブ「Place1」を押して3D画面に戻り、F5キーでテストを始めます(タブの名前はパソコンによって違います)。

白い道の手前からWキーで走ると、最初の値の倍の速さで進みます。下の2枚は、同じ場所から走り出して1秒たったところです。上が16、下が32で、32のほうが倍近く先まで進んでいます。

Shift + F5キーでテストを停止します。

StarterPlayerの数字は、テストを始めたとき(アバターが出てきたとき)に使われます。テスト中に変えても、今いるアバターの速さは変わりません。数字を変えたら、一度テストを停止してから始め直します。

3. ジャンプの高さを変える(CharacterJumpHeight)

エクスプローラで「StarterPlayer」を選んだ状態で、プロパティの検索欄に「Jump」と入力します。「▼キャラクターのジャンプ設定」の欄に、CharacterJumpHeight(最初の値 7.2)とCharacterUseJumpPower(最初はチェックなし)が出ます(赤い枠)。

CharacterUseJumpPowerにチェックを入れると、CharacterJumpHeightの代わりにCharacterJumpPower(最初の値 50)が出ます(赤い枠)。JumpHeightは「跳ぶ高さ」、JumpPowerは「跳ぶ勢い」で決める方法で、表示されるのはどちらか片方だけです。高さで決めるほうが段の高さと見比べやすいので、この記事ではチェックを外したままにします。

CharacterUseJumpPowerのチェックを外して元に戻し、CharacterJumpHeightの数字を「12」に変えてEnterキーを押します(赤い枠)。

3D画面の上の作品のタブ「Place1」を押して3D画面に戻り、F5キーでテストを始めます(タブの名前はパソコンによって違います)。

高さ10の段(Step10)の前でスペースキーを押して跳ぶと、段の上に乗れます。最初の値の7.2では、高さ10の段には届きませんでした。

Shift + F5キーでテストを停止します。

4. シフトロックを使えるようにする・使えなくする

シフトロックは、Shiftキーを押すとカメラがアバターの肩越しに固定され、マウスの向きにアバターが向く操作です。最初から使える設定になっています。

エクスプローラで「StarterPlayer」を選んだ状態で、プロパティの検索欄に「MouseLock」と入力します。「▼操作」の欄にあるEnableMouseLockOptionには、最初からチェックが入っています(赤い枠)。

テストでシフトロックを使ってみる

3D画面の上の作品のタブ「Place1」を押して3D画面に戻り、F5キーでテストを始めます(タブの名前はパソコンによって違います)。

遊ぶ人の側でも、シフトロックを使う設定にしておく必要があります。Escキーを押してメニューを開き、上の「設定」を押します(赤い枠)。

設定の一覧をマウスのホイールで下へ送ると、「シフトロックスイッチ」があります。最初は「オフ」です(赤い枠)。

右の「>」を押して「オン」にします(赤い枠)。

Escキーでメニューを閉じてからShiftキーを押すと、画面の中央に丸い印が出て、カメラが肩越しに固定されます(赤い枠)。もう一度Shiftキーを押すと元に戻ります。

Shift + F5キーでテストを停止します。

シフトロックを使えなくする

テストを停止した状態で、エクスプローラで「StarterPlayer」を選んだ状態で、プロパティの検索欄に「MouseLock」と入力し、EnableMouseLockOptionのチェックを外します。テストを始めて同じように設定の一覧を開くと、「シフトロックスイッチ」が「開発者による設定」になり、遊ぶ人は切りかえられなくなります(赤い枠)。

カメラの向きが大事なホラーゲームや、決まった向きで進むゲームでは、使えなくしておくと遊ぶ人が迷いません。確かめたらShift + F5キーでテストを停止し、同じように「StarterPlayer」を選んだ状態でプロパティの検索欄に「MouseLock」と入力して、EnableMouseLockOptionにチェックを入れて元に戻します。

5. 乗ると5秒だけ速くなる床を作る

緑の床(SpeedPad)に乗ると、5秒だけ速く走れるようにします。先にエクスプローラの「StarterPlayer」を選んだ状態で、プロパティの検索欄に「CharacterWalkSpeed」と入力し、数字を「16」に戻しておきます。

エクスプローラの「SpeedPad」にマウスを乗せて、右に出る「+」を押します(赤い枠)。

一覧の検索欄に「Script」と入れ、一覧の「Script」を押します(赤い枠)。

SpeedPadの中にScriptが入ります。エクスプローラでScriptを選んだままF2キーを押し、名前を「SpeedPad」に変えます(赤い枠)。

スクリプトの画面で、中身を全部消して、次のコードを貼り付けます。

-- 乗ると5秒だけ速く走れる床(SpeedPad の中の Script「SpeedPad」)
local Players = game:GetService("Players")
local StarterPlayer = game:GetService("StarterPlayer")

local pad = script.Parent
local FAST_SPEED = 40 -- 速くなったときの歩く速さ(ふだんは16)
local BOOST_TIME = 5 -- 速いままでいる秒数
local boosted = {} -- 今、速くなっている人を覚えておく表

local function onTouched(otherPart)
	local character = otherPart.Parent
	local humanoid = character:FindFirstChildWhichIsA("Humanoid")
	local player = Players:GetPlayerFromCharacter(character)
	-- プレイヤーの体が触れたときだけ動かす。もう速くなっている人には何もしない
	if humanoid and player and not boosted[humanoid] then
		boosted[humanoid] = true
		humanoid.WalkSpeed = FAST_SPEED
		task.wait(BOOST_TIME)
		-- StarterPlayer の CharacterWalkSpeed(ふだんの速さ)に戻す
		humanoid.WalkSpeed = StarterPlayer.CharacterWalkSpeed
		boosted[humanoid] = nil
	end
end

pad.Touched:Connect(onTouched)

FAST_SPEEDで決めた40が速くなったときの速さ、BOOST_TIMEで決めた5が速いままでいる秒数です。床に乗っている間は何度も「触れた」が起きますが、boostedの表で「もう速くなっている人」を覚えておくので、速さが40より上がり続けることはありません。5秒たつと、StarterPlayerのCharacterWalkSpeed(ふだんの速さ)に戻します。ふだんの速さを変えても、このコードを直す必要はありません。

3D画面の上の作品のタブ「Place1」を押して3D画面に戻り、F5キーでテストを始めます(タブの名前はパソコンによって違います)。

速いままでいるのは5秒だけなので、緑の床に乗る前に、見る場所を用意しておきます。エクスプローラの「Workspace」の中にある自分のアバターの名前の左の「▶」を押して開き、「Humanoid」を押します(画像の上の赤い枠)。Humanoidを選んだ状態で、プロパティの検索欄に「WalkSpeed」と入力します。この時点ではWalkSpeedは16です。

3D画面を1回押してから、緑の床まで歩いて乗ります。乗るとすぐに、プロパティのWalkSpeedが40に変わります(画像の下の赤い枠)。

5秒ほどたつと、WalkSpeedは16に戻ります(赤い枠)。見のがしたときは、いったん床から降りて、もう一度乗ると、また40になります。

Shift + F5キーでテストを停止します。

押している間だけ速く走りたいときは

Shiftキーを押している間だけダッシュする仕組みは、一人称視点・カメラ固定・ダッシュを作る方法で解説しています。この記事でふだんの速さ(CharacterWalkSpeed)を変えたときは、ダッシュのコードのNORMAL_SPEEDも同じ数に変えます。

変えたのに速くならないとき

こまっていること見るところ直し方
数字を変えたのに速さが変わらないテスト中に変えていないかテストを停止してから始め直す
ジャンプの高さの項目が見つからないCharacterUseJumpPowerチェックを外すとCharacterJumpHeightが出る
速くなる床に乗っても速くならないスクリプトの場所SpeedPadの中に入っているか、名前と貼り付けを確かめる
ダッシュのあと16に戻ってしまうダッシュのコードNORMAL_SPEEDをCharacterWalkSpeedと同じ数にする

よくある質問

速くしすぎるとどうなる?

WalkSpeedを大きくすると、少しキーを押しただけで足場から飛び出しやすくなります。オビーで速さを上げたときは、テストで足場の端から端まで走ってみて、止まりたい所で止まれるかを確かめます。

次のステップ(入門 9/24)

次は、登れるはしごを、TrussPartとパーツで作ります。

→ ロブロックス(Roblox)スタジオではしごを作る方法

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